ぶどうの枝の摘芯、巻き蔓除去、ジベレリン処理を行いました。
5月29日~6月4日の作業は
ぶどうの枝の摘芯、巻き蔓除去、ジベレリン処理を行いました。
摘芯とはジベレリン処理前に行う作業で、ぶどうの実る枝の成長点を止めることです。
ぶどうの花は満開になってそのまま何もしないとかなりの確率で実とともに散ってしまいます。
そこで摘芯を行うと、今まで枝に流れていた栄養が止められ、
実の方に栄養が流れるようになり結実が良くなります。
この工程を行わないと【俺王】を作ることは出来ません。
巻き蔓除去は放置しているとぶどうの棚の番線や隣の枝に絡んでしまい、
後々の作業に影響が出てくるので行います。
また、ジベレリン処理も順次行っています。
摘芯を終えた満開後のぶどうの赤ちゃんにジベレリンというホルモン剤をつけていきます。
これで無核化(種無し)ぶどうになります。
ジベレリンはぶどう自体も持っている自然ホルモンで
人体のホルモンバランスに影響を及ぼす事はありません。ご安心ください。
写真はピオーネとシャインマスカットのぶどうの赤ちゃんです。
今週は雨が降らなかったので灌水も行いました。
吊るしスプリンクラー冠水すると畑に白い靄がかかります。
この光景を見るのが私は好きです。
この写真は新品種の畑です。今のとこ順調に生育しています。
来週は残りのジベレリン処理と摘粒(粒間引き)が行われると思います。
遂に、ついに!【俺王】を作り出す!俺の技術の見せ所が来ました!!
ぶどう農家は職人であり、芸術家でもあり、クリエイターだと思っています!!
この作業にために昨年作業を終えてから色々考えてきました!!
今年も自分も満足する傑作を作り上げます! !!